「トップガン マーヴェリック」をさらに楽しむ用語集
はじめに
こんにちは!メビウスです。
先日トップガン マーヴェリックを観てきました。すごく丁寧な作りでめちゃくちゃ面白かったのですが、軍事用語が少し難しく感じたので僕が気になった単語をセレクトしました。是非これを頭に入れて観に行ってください。
戦闘機編
F-14トムキャット
アメリカが開発した第4世代戦闘機。翼の角度が根元から変わる可変翼機構を搭載しているのが最大の特徴。翼の角度は速度に応じてコンピュータで自動制御されるが手動で角度を変えることも可能。翼を開くことで高い揚力を得ることができる。アメリカ海軍からは2006年に退役済み。後継機はF/A-18ホーネット。
F/A-18ホーネット
アメリカが開発した第4世代戦闘攻撃機。幅広い対地対空任務をこなすことができる。単座(一人用)と複座(二人用)の二種類がある。複座機では前席は操縦、後席は火器管制(ロックオン等)を担当する。現在は最新鋭の戦闘攻撃機F-35ライトニングIIに置き換えが進んでいる。
F-35ライトニングII
アメリカが中心となって開発した第5世代ステルス戦闘機。高性能なコンピュータと通信能力を搭載し、単体での戦闘能力よりも複数の味方と連携して戦うことに特化している。
第5世代戦闘機
高度な火器管制装置とステルス性能を有する戦闘機の総称。アメリカのF-35やロシアのSu-57が含まれる。F-14やF-18のような第4世代戦闘機に比べ機動力も大幅に向上しているため一方的に撃墜することができる。
その他
SAM(Surface-to-Air Missile)
地上から発射される対空ミサイル。拠点防空の要。
トマホークミサイル
アメリカが開発した巡航ミサイル。敵基地を破壊する等の対地攻撃作戦に利用される。
ロックオン
標的にレーザーを照射すること。誘導ミサイルはレーザーが照射されている対象を目指して飛んでいく。自身がロックオンされると警告音がなる。
ドッグファイト
戦闘機同士が近距離で戦闘すること。戦闘機の武装は前方を向いているため相手の後ろにつく必要がある。二匹の犬が互いのしっぽを追い掛け回す様に似ているためこう呼ばれている。現代ではミサイルの誘導性能の向上により遠距離からミサイルを打ち合うことが多くなったためあまり行われていない。
アフターバーナー
ジェットエンジンの排気に点火することで高い推力を得る装置。燃料消費が激しいため離陸時や戦闘起動時等の限られた場面で使用される。
まとめ
これらを頭の片隅において「トップガン マーヴェリック」是非楽しんできてください!
【WAQ 2wayコット】お昼寝のすゝめ
みなさんこんにちは!
今回はガジェットではないのですが、最近の私のお気に入りの品を紹介したいと思います。
睡眠時間不足の現代人
ヒトは7~9時間の睡眠が必要といわれていますが、みなさんは睡眠時間を確保できているでしょうか。睡眠不足は短期的な集中力や認知力の低下をもたらすだけでなく、長期的にはアルツハイマー病などを引き起こす原因にもなります。昼寝は短い睡眠時間を補う方法として効果的です。30分ほどの昼寝は集中力・認知力を向上させることが知られています(しかし、3時以降の昼寝は夜間の睡眠の質を下げるとされているので気を付けましょう)。今回はそんなお昼寝に最適のグッズを紹介します。
最強のお昼寝グッズ「WAQ 2wayコット」
コットとはフレームに布を張った簡易的なベッドのことで、快適な睡眠を得られるキャンプ用品です。折りたたむと小さくなるため、気軽に持ち運んで好きな場所でお昼寝を楽しむことができます。
WAQ 2wayコットの特徴
ハイとローを切り替えられる
ローモードのフレームに12本の足を挿すことでハイモードに切り替えることができます。
ローモードは重心が低く、マットのように使うことができます。
ハイモードは12本の足を追加で挿さないといけないため少々面倒ですが、ちょっとしたベンチとしても使うことができます。
シートだけ買える
シートだけでも売っているため、汚れたり別の色が欲しくなったりしても本体ごと買うよりも安く買うことができます。シートのカラーはオリーブ、タン(私はこれ)、ブラックの三種類です。
使ってみての感想
組み立ては簡単
組み立ては布に2本のポールを通して、3組の足を取り付けるだけです。実際に組み立てる時間を計ってみたところ1分30秒で組み立てられました。足の取り付けは少々力がいるのですが、女性でも問題なく組み立てられます。
寝心地は抜群
シートの張りは固めで適度な弾力があり、しっかりと体を支えてくれます。シートの下のすき間に風が通り、夏でも涼しく使えそうです。
まとめ
今回は最近のお気に入りのコットについて紹介してみました。みなさんもコットで快適なお昼寝をお楽しみください。あと、これからの季節は蚊などの虫が多くなるので、外で寝るときは虫よけスプレーを忘れないようにしてくださいね。
【Fire HD8 Plus】初めてのFireタブ半年使用後レビュー
みなさんこんにちは!
先日発売された、新しいFire HD10が気になるメビウスです。
今回は、1年前に発売されて私も半年間使用しているFire HD8について使用感を含めて紹介していきたいと思います。
購入した理由
安価な動画視聴用タブレット
当時私は、iPad Air 2を動画視聴用として使っていたのですが、高価なiPadをそのような用途に使うのはもったいないと思い安価なタブレットを探していました。そこで目を付けたのがこちらのFire HD 8です。約1万円という低価格が決め手でした。
専用スタンドに立てればスマートスピーカーに
Fire HD8は(新しく発売されたFire HD10も)専用のスタンドに立てることでワイヤレス充電が可能で、スタンドでの充電中はスマートスピーカーとして機能するShowモードに切り替わります。この機能があるなら、持ってたEcho Show 5を置き換えて手放せると考えたのも購入理由の一つです。
いざ購入
Amazonのサイバーマンデーセールに合わせて32GB版の充電スタンドセットを購入しました。価格はセットでセール価格の1万1000円でした。
実際に使ってみて
ディスプレイは値段相応、スピーカーは悪くない
気軽にYoutubeやプライムビデオを観るには十分な画質です。8インチで189ppiのディスプレイは264ppiのiPadシリーズに比べると見てわかるほど粗く、視野角も狭いですが値段を考えれば文句は言えません。アスペクト比は16:10で、動画視聴時に画面の無駄が少なくてよいです。スピーカーは音楽を聴く気にはなれませんが、動画の音声であれば違和感なく聴けるレベル。また、8インチと小柄ながら355gとそこそこの重量があります(10.9インチのiPad Air 4が458g)。これは長時間手に持つのは厳しい重さです。
動作は少しもっさり
CPUは2.0GHz クアッドコア、RAMは3GBと少し前のスマートフォンのような性能ですが、iPadに比べると少しもっさりしているもののストレスなく動作します。Fire OSが軽量なのかもしれません。そもそもAndroidではないためGoogle Play Storeが使えず(非推奨だが使うこともできる)、それほど多くのことができるわけではないので性能は十分だと言えます。新しく発売されたFire HD 10は大画面とオクタコアCPUを活かした簡単なオフィス作業も想定しているようなので、使用感が気になります。
Showモードは専用のスマートスピーカーには劣る
地味に楽しみにしていたShowモードですが、Echo Showを完全に置き換えるほどではありませんでした(場所がなかったのでEcho Show 5はメルカリで売ってしまいましたが)。一番の難点はマイクの感度の悪さです。狭い部屋ですが「アレクサ」と大きな声で呼ばないと中々目覚めてくれません。Echo Show 5では2つあったマイクは1つになっていて、これが耳の悪さに影響してそうです。ちなみにウェイクワードで起こしさえすればさえすれば、聞き取り精度は良好です。また、時計の常時表示機能がないのも残念なポイントです。
バッテリーの持ちは良い
バッテリーは毎日1時間くらい使っても1週間ぐらい持ちます。ただし、バッテリーが少なくなっても通知がないので動画視聴中などに急に電源が落ちることが良くあります。
AirPodsと繋がらない
私が使っているAirPods ProはSurfaceと繋がりが悪いことは以前に書きましたが、Fire HD 8とは全くつながりません。私の設定方法が悪いのかもしれませんが、何か知っている人がいたら教えて欲しいです。
まとめ
用途が合うなら安価に手に入るオススメのタブレットです。プライムデーやサイバーマンデーなどでセールになることも多いので気になる方はこまめにチェックしてみてください。
【iPad vs Surface】お絵描きタブレット対決!!
みなさんこんにちは!
今回はiPadとSurface、どちらがペン入力に優れているかについて書いていきたいと思います。ちなみに、以下の記事は私のマシンの構成や使用用途に依存した主観的な内容であることをご了承ください。
今回比較するマシンの詳細
iPad Air 第4世代
CPU: Apple A14 Bionic
RAM: 4GB
ペン: Apple Pencil (第二世代)
以前は9.7インチiPad ProとApple Pencil(第一世代)の組み合わせを使っていましたが、書き心地は体感全く変わりません。
Surface Book 2
RAM: 8GB
ペン: クリップのないSurefaceペン
ペンの機能
Apple Pencil (第二世代)
特徴
iPad Proと最新世代iPad Airで使えるApple Pencilです。第一世代と比べて、ワイヤレス充電になり(第一世代はLightningコネクター)、ペン側面のダブルタップで機能切替えができるようにりました。ペン先は固いので書くたびにカツカツと音がするのは気になる点です。ディスプレイを傷つけないためにガラスよりも削れやすくなっているため替え芯が売っていますが、1日30分ぐらいの使用頻度であれば1年以上は変える必要はありません。
クリップのないSurfaceペン
特徴
Surfaceペンは何回かマイナーチェンジを繰り返しており、クリップのないSurfaceペン(Microsoft公式の呼び方)は最も新しいバージョンです。Apple Pencilと大きく違うのは、単6電池(1本)で駆動する点とペンのお尻がボタンと消しゴムになっています。この消しゴム機能はお尻でこすると消しゴムとして機能するというもので、とても便利です。また、ペン先が柔らかく適度な摩擦もあるためApple Pencilに比べて紙に近い感覚で描くことができます。ペン単体としてApple Pencilよりも高機能です。欠点を挙げるとすれば、単6電池が少々高いところでしょうか(4本で400円ほど)。
ノート・メモ用途(OneNote)
私は、ノート・メモアプリとしてWindowsとiOSでOneNoteを使っています。理由は、OneDriveを介した複数端末での共有が便利だからです。
iPad
iOS版OneNoteは動作も軽くて快適です。たまにクラッシュすることもありますが、直前に書いた内容も保存されているのでストレスになるほどではありません。書き心地はとても良好で、ページ整理のしやすさも相まってもはや紙のノートは全く使わなくなりました。
Surface
基本的に動作は軽く最初は快適に描くことができるのですが、長時間書いていると本体が熱くなります。また、電源モードを「最も高いパフォーマンス」にしないと描いた線がカクカクして使い物になりません。本体が熱くなるとCPUに制限がかかるようで、これもまた線がカクカクしだします。充電しながらだとバッテリーの発熱も合わさり顕著です。内臓しているCPUの世代やランクにもよると思いますが、この用途では私はiPadを優先的に使うようにしています。
PDF書込み
iPad (OneDrive)
SurfaceでダウンロードしたPDFをOneDriveに放り込んで、iPadで書き込むという使い方をしています。iOS版OneDriveアプリはOneDrive上のPDFやWordファイルの閲覧にとても便利なアプリですが、PDF書込み機能は使いやすいとは言えません。ペンの動きに描画が追従していない印象を受けます。正直不満は感じますが、PDFに書き込みをする頻度がそれほど多くないのとファイル管理が楽なので今後も使い続けると思います。
Surface (Edge)
iPadが手元にない時はEdgeを使ってSurfaceでPDFに書き込みをしています。OneNoteのときと同様に最初の書き心地は良好です。Edge自体動作が軽いのでPDF書込み用途に限ればSurfaceは優秀です。
まとめ
今回は、iPadとSurfaceのペンタブレットとしての使いやすさについてまとめてみました。結論として、この用途ではiPadが圧倒的に使いやすいです。それにSurfaceに比べて圧倒的に安いのも利点です(第8世代iPadとApple Pencilのセットで約5万円)。Surfaceはパソコンとしての使いやすさの重きを置いている印象です。タブレットとしての利用がメインならiPad、パソコンとしてがメインならSurfaceを選ぶとよいでしょう。あと、iPadでのPDF書込みで便利なアプリがあれば教えてほしいです。コメントお待ちしています!
【ノートパソコン】選びのポイント【2021年版】
みなさんこんにちは!
今回はノートパソコン選びのポイントについて書いていきたいと思います。
CPU
ノートパソコンの性能を一番大きく左右するのが、CPUです。
Intelは、Celeron→Core i3→Core i5→Core i7の順で性能が高くなっています。
AMDは、Athlon→Ryzen3→Ryzen 5→Ryzen7の順で、基本的にIntelの同グレード帯と同様の性能になっています。
ネット閲覧がメインであればCeleronやAthlonでも問題ありませんが、Zoom会議やオフィスソフトを用いるのであれば最低でもCore i3やRyzen 3、できればCore i5やRyzen 5レベルがオススメです。
メモリー(RAM)
2021年現在で発売されているノートPCの多くが8GBのメモリーを搭載しており、これは必要十分な容量です。これより少ない4GBだと普通に使っていてもメモリー不足を感じると思います。逆に16GBあれば通常使用でメモリー不足を感じることはまずないと言っていいでしょう。詳しくは下の記事をご覧ください。
ストレージ
ストレージの種類には大きく分けてHDDとSSDの二種類があります。HDDは安価、SSDは高速という特徴がありますが、可能な限りSSDを選びましょう。SSDの高速性はOSの起動、ソフトの起動、OSの更新といった全ての作業を高速化してくれます。詳しくは下の記事をご覧ください。
画面サイズ
画面サイズは作業の効率性を左右します。ノートPCとして最も一般的なサイズは13インチで、これは大体A4サイズです。画面が大きいほど作業はしやすくなりますが、携帯性とトレードオフとなるため見極めが重要です。
重量
持ち運びを考えているなら重量は重要な要素です。よく携帯するのであれば、1.5kgが一つの目安になると思います。1.5kgを超えると手で持つにしろ、鞄に入れるにしろ重さを感じると思います。
メーカー
家電量販店で買うのならメーカーについてそれほど心配する必要はありませんが、ネット通販で買う場合は少し心配になるかもしれません。富士通や東芝、DELL、HPあたりはよく聞くと思いますが、ASUSやAcer、MSIはあまり耳慣れないかもしれません。ですが、ご安心ください。いずれの会社も台湾のPCパーツメーカーで自作PC界隈では有名なメーカーです。パーツメーカーとして技術も高いので安心して購入してください。しかし、中には本当に怪しいメーカーもあるためよく調べることが大切です。
私が使っているPC
私は、Surface Book 2の13インチ版を使用しています。スペックはCPU Core i5-7300U、RAM 8GB、SSD 128GBといった可もなく不可もなくいった性能で、重量は1.5kgです。使用感としてはZoom会議やオフィスソフトの使用でもストレスありません。メインで使っているデスクトップと比べるとソフトの起動時などでもたつきを感じることもありますが、基本的にサクサク動きます。これぐらいの性能であれば今なら10万円以下で買うことができます。
予算別オススメPC
10万円未満
Surface Laptop Go
RAM 4GB、ストレージ64GBと最小限の性能ですが、12.4インチで1.1kgと非常に携帯性に優れており、サブマシンに最適なマシンです。Microsoftによる優れたデザインも魅力です。
10万円前後
ASUS ZenBook 15
Core i5、RAM 8GBと10万前後のラップトップとしては標準的な性能ながら、タッチパッドに液晶スクリーンを採用しているのが特徴です。この液晶タッチパッドはサブディスプレイやショートカットキーとして利用可能です。狭額縁のディスプレイと高級感のあるボディも魅力です。
Modern-15-A10RBS-600JP
MSIのAmazon専売ラップトップです。10万円でCPUに第10世代Core i7、GPUにGeforce MX350を搭載したハイスペックノートです。15.6インチとディスプレイも大きく、仕事や勉強だけでなくゲームや動画鑑賞にも活躍できる性能を持っています。
15万円以上
Surface Pro
パソコンとしてもタブレットとしても使えるSurfaceです。別売り(少し高い)のSurfaceペンを使えば紙のノートの代用としても活躍できます(この用途としてはiPadの方が優秀ではあります)。また、キーボードは別売り(少し高い)なので注意が必要です。
Windows以外の選択肢
MacBookシリーズ
新開発のApple M1チップがパワフルでリーズナブルなMacBookを生み出しました。高かったMacBookも、今や10万と少しであなたのものに。高性能で省電力なPCが好きならきっと気に入ります。
Chromebook
WindowsとMacに対抗する第三勢力として急速にシェアを伸ばしているのがChromebookです。AndroidベースのChrome OSを搭載していて、Androidスマホを使っている人ならば、違和感なく使うことができます。比較的低価格なのも魅力です。
まとめ
今回はノートパソコンの選び方についてまとめました。みなさんのノートパソコン選びの参考になれば幸いです。
【マウス】選びのポイント
みなさんこんにちは!
今回はパソコンの使い勝手を左右するマウスの選び方について、私の使ってきたマウスを振り返りながら紹介していきたいと思います。
使ってきたマウス
私が使ってきたマウスを時系列で紹介します。
Logicool M235
まず最初に紹介するのは、Logicoolの傑作マウスM235です。1500円ぐらいの予算であれば、万人にオススメできるマウスです。価格は安いですが、進む戻るボタンがないのは欠点かもしれません。この後、私は多ボタンマウスに嵌っていくのですが、今や最低でも戻る進むボタンがないとマウスと認められない体になってしまいました。話は変わりますが、マウスの二大メーカーであるLogicoolとELECOMだと、私はLogicoolが好きです。Logiのオフィス用マウスは見た目がオシャレで部屋のインテリアにもよくなじみます。対するELECOMは見た目よりも機能性といった印象があります。機能性重視の私はこれから先、ELECOMを選び続けることになります。
ELECOM M-DUX50BK
しばらくして始めたストラテジーゲームで、キーボードを使わずにプレイしたいと思い、多ボタンのマウスを探していたところ、こちらを見つけました。多ボタンマウスの中でも最多クラスの14ボタンです。ボタンごとの割り当ては専用ソフトを使って変更することができます。14ボタンあるのでCtrl+ZやCtrl+Cなどのショートカットキーを割り当てて使っていました。思い出補正もあるのかもしれませんが、中々良いマウスでした。しかし、有線というのが思ったより不便だったので現在は使っていません。これの無線版が出たら是非とも欲しいと思います。
ELECOM M-DC01MBBK
続いてのマウスは、大学の研究室用に購入したものです。選んだ理由は、ハードウェアマクロを搭載していたからです。ハードウェアマクロとはマウス本体にボタン割り当てを保存する機能です。これにより、専用ソフトをインストールしていないパソコンでもあらかじめ保存した設定でマウスを使うことができます(各ボタンへの機能の割り当ては別のパソコンで行っておく必要があります)。大学のパソコンには自由にソフトを入れる事ができなかったためこの機能が必須でした。先ほどの14ボタンマウスにもこの機能は付いているのですが、狭い机なので無線が良かったため選択肢はこれと、同じくELECOMのもう一つに絞られました。決め手はボタンの多さです。
このマウスの欠点は、単三電池二本による重量とホイールのやかましさです。ホイールの音に関しては、回すたびにカチカチとしっかりとした音がします。私が知っているマウスでこれほど音がするマウスはありません。ホイール下のボタンを押すことでホイールが高速で滑らかに回転するフリーホイールモードになるのですが、微調整がしにくく勝手に動くことと回転した後に反動で逆回転を始めるため使う気にはなれません。デザインに関してもあまり好みではないのですが、これは個人の嗜好かもしれません。
ELECOM M-XGM20DLBK
エレコム マウス ワイヤレス (レシーバー付属) Mサイズ 8ボタン レーザー 握りの極み ブラック M-XGM20DLBK
- 発売日: 2015/10/08
- メディア: Personal Computers
こちらは私が現在、家で使っているマウスです。先ほどの14ボタンマウスをしばらく使っていたのですが、有線マウスは取り回しにくかったのとゲームをあまりしなくなり14ボタンも必要がなくなったためリーズナブルな多機能マウスを探してこちらを購入しました。結果としてはボロボロになるまで使い倒すほど気に入っています。少々不満点(私が高望みしているだけ)もあるのですが、価格を考えると100点満点のマウスです。私は、左クリック横の2つのボタンは音量の上下、ホイールのチルトは左右矢印(動画を10秒巻き戻し早送りできる)、ホイール下のボタンはFキー(動画をフルスクリーンにできる)を割り当てて使っています。プリセットを複数保存できるので、普段使い用のほかにもオフィス作業用、ゲーム用のプリセットを作っています(プリセット切り替えは専用ソフト上で行います)。プリセット切り替え用のボタンがあればよかったと思いますが、高望みだと思います。後、電池の減りは早い気がします(エネループをひと月に一回ペースで取替えてます)。
結論として
接続方式は無線がいい
これは、私にとって一番大事な要素です。無線マウスの欠点は電池の交換もしくはバッテリーの充電が必要な点ですが、それを差し引いてもケーブルの取り回しを考えなくてよいというのは大きなアドバンテージです。おそらく私が有線マウスを買うことはないと思います。無線の中でもBluetoothと独自接続方式(Unifying等)がありますが、iPad等で使いたいのであればBluetoothを選ぶようにしましょう。
ボタンは多ければよいというわけではない
これまで数種類のマウスを使ってきて、ボタン数は右と左クリックを除いて8ボタンあれば十分だと思いました。他ボタンマウスは大抵付属のユーティリティソフトでボタン配置のプリセットを数種類保存でき切り替えられるので、行う作業や使うソフトによって切り替えるようにすればそんなに多くのボタンは必要ありません。
今欲しいマウス
Logicool MX Master 3
複数台のPC間でカーソル移動やコピペができるLogicool Flow機能と親指で操作できるサムホイールが魅力的なマウスです。1万円越えとマウスの中でも高級ですが、見た目も機能もトップクラスで魅力的です。
MULTI-DEVICE SILENT Mouse
こちらも、Logicool Flow機能を搭載していますが、実売価格は3000円程度と手を出しやすい値段になっています。また、低価格ながらデバイス切り替えボタンが付いているのも特徴です。
まとめ
今回はマウスの選び方について私の使用経験を交えて紹介させてもらいました。みなさんのマウス選びの一助になれば幸いです。
【メモリ】選びのポイント
みなさんこんにちは!
PCパーツの選び方シリーズ第三弾は「メモリ」についてです。
メモリは世代ごとに規格が異なり互換性もないため、規格を見極めることが重要です。規格が分かれば後は適切な容量を選ぶだけです。
メモリ(RAM)とは
メモリ(RAM: Random Access Memory)とは、HDDやSSDなどのストレージから読み込んだデータをすぐに利用できるように短期的に保存しておく場所です。CPUを料理人に例えると、ストレージが冷蔵庫、メモリが調理台になります。調理台が狭いと使わない食材はいちいち冷蔵庫にしまわないといけなくなり、料理に時間がかかります。同様にメモリの容量が少ないとCPUが本来の力を出せなくなり、動作が重たくなります。メモリの使用率はタスクマネージャーから確認できます。もし、日ごろからメモリ使用率が8割を超えているのであれば換装や増設を考えましょう。
規格の話
DIMM(ディム)とS.O.DIMM(エスオーディム)
DIMMとは、Dual Inline Memory Moduleの略でメモリの標準規格です。デスクトップ用のメモリ規格となっています。
ADATA DDR4-2666MHz CL19 288Pin Unbuffered DIMM デスクトップPC用 メモリ 8GB×2枚 AD4U266638G19-2
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: Personal Computers
それに対してS.O.DIMMは、Small Outline DIMMの略です。名前の通りスロットの幅が狭く、大きさに制約のあるノートパソコンで用いられている規格になっています。
CFD販売 ノートPC用 メモリ PC3-12800(DDR3-1600) 4GB×1枚 1.35V対応 SO-DIMM (無期限保証)(Panram) D3N1600PS-L4G
- メディア: Personal Computers
メモリの世代を表す「DDR」
上で述べた二つの規格の中に世代ごとの違いがあります。それが「DDR」~「DDR4」で表されています。DDRとは、Double-Data-Rateの略です。後ろの番号が大きくなるほどに世代が新しくなり、速度も向上しています。番号が違うとメモリの切欠きの位置も異なり、物理的にスロットに入らないようになっているため正しい物を選びましょう。確認方法はパソコンが起動する状態ならタスクマネージャーのパフォーマンスタブのメモリ欄から、起動しない場合はパソコンやマザーボードの型番からメーカーページの仕様を見ることで確認できます。
DDRの由来に関する細かい話
DDRは正確に記述すると、DDR SDRAM (Synchronous Dynamic Random Access Memory) というSDRAMの後継として作られた規格です。SDRAMの後継として、RDRAM (Rambus DRAM)とDDR SDRAMが競い合っていたのですが、現在はRDRAMは市場から駆逐されてしまいました。そのためDDR SDRAMが唯一の規格となり、「DDR+数字」はメモリの世代を表すというのが一般的になっています。
容量の話
ウェブ閲覧やオフィス作業がメインであれば8GB、ゲームや動画編集をするのであれば最低16GBが必要になると思います。予算に余裕があれば大容量を選ぶのに越したことはないのですが、容量が2倍になれば値段も約2倍になるため自分の用途にあった容量を選びましょう。最初にも書いたように、タスクマネージャーからメモリの使用率を見ることができるので、普段から使用率8割を超えているようならメモリの増設を考えた方が良いかもしれません。
動作周波数の話
実際の商品ページを見てみると、世代を表すDDR3やDDR4の後ろに1333や2666といった数字が書いてあるのに気付いたかもしれません。この数字の単位はMHzでメモリの動作速度を表します。ご察しの通り数字が大きいほど速いメモリとなっています。周波数が合わなくてもBIOSが勝手に遅い方に合わせて動かしてくれるのでそれほど気にする必要はないのですが、少しでも速い方が良いという方は周波数も気にしてみてください。
まとめ
今回はメモリの選び方について書いてみました。みなさんも適切なメモリを選んで快適なパソコンライフをお過ごしください。